
医師監修の無料IQテスト!テストの注意点やスコアの見方、歴史から見たIQテストの定義もじっくり紹介
自分のIQってどのくらいあるのかな?とふと思った時に、オンラインで気軽に無料で受けられて、しかも医師の監修の国際的なIQテストをご紹介します。さらにテストを万全な状態で受けるためのアドバイスからスコアの見方まで、IQテストに関してとことん深堀りしていきます。
目次
無料で受けられる国際的なIQテスト
Worldwide IQテストでは、すぐに受けられるお試し版と、より詳細なIQスコアが見られる公式版の2種類のIQテストが無料で受けられます。
リンク | お試しIQテスト | Worldwide IQ 公式テスト |
---|---|---|
問題数 | 5問 | 35問 |
時間制限 | 時間制限なし | 24分 |
結果 | 正解率が表示されます。 | おおよそのIQ範囲が表示されます。 |
5問ですぐ終わるお試し版
お試しIQテストが全5問で構成され、IQを測るには短すぎるテストですが、IQテストがどんなものか感覚をつかむことができます。
さて、ここで例題です。空欄に入るのは a~fのうちどれでしょう?実際のテストでどれだけ正解できるか試してみてください。
35問で詳しく見られる公式テスト
公式テストは35問で構成され、こちらは24分の時間制限があります。問題形式は簡易版と同じく、6つの選択肢の中から空欄に入る最も適切な答えを選んでいきます。
回答を変更したい場合は前の問題に戻ることもできますが、制限時間内に完了しなければならないことをお忘れなく!未回答の問題は自動的に不正解とみなされてしまうので、全ての問題を制限時間内に完了できるようにしましょう。
35問の公式テストでは、簡易版よりも詳細なIQ結果(おおよそのIQ値の範囲)が見られます。SNSでそのまま結果を投稿することもできるので、ぜひ友達とシェアしてみてください!
Worldwide IQのオンラインテストは、その人が育ってきた環境や文化的バイアスの影響を限りなく無くすため、数字や文字は一切使わずに図は全てモノクロで構成され、どの国の人でも答えられるIQテストになっています。
ちなみに、公式テストは無料で受けられますが、11.99ドルで正確なIQスコアとピアグループ内での詳細な分析レポートをお送りしています。
テストでは流動性知能(論理的に推論する能力)と結晶星知能(問題の処理スピード)の両方を計測します。どの年齢の方でも受験することはできますが、16歳以上の方でないと正確な結果が出ませんのでご注意ください。
IQテストを受ける前の準備
テストの結果を左右する要因は数多くあります。せっかくIQテストを受けるなら、できるだけ有利に本番に臨めるように万全の状態で正確なスコアを測りましょう。
水分補給、睡眠で体調を万全に
脳や体のコンディションを整えるため、水分補給を徹底しましょう。エネルギーとなる食事や水分補給をしっかり行い十分な睡眠を取っているとき、脳や身体のパフォーマンスは最大限発揮できます。
のどが渇いている、ジャンクフードを食べるような乱れた生活習慣、睡眠不足などは全て、思うように点数が伸びない要因となります。
なるべくリラックスしてテストを受けよう
さらに、誰にも邪魔されずに集中できるような静かな部屋でテストを受けることも高得点を狙う上でとても重要です。そしてなんといってもリラックスすることです。ストレスを感じていると正しい答えを導けなくなってしまうことがあるので、良い結果に繋がるリラックスした状態を保つよう心がけましょう。
テスト前には緊張してしまうという方におすすめのリラックス方法は瞑想です。瞑想の前後で脳波を調べたある実験では、脳が活発に動いているときに発せられるβ波の減少が見られました。[1] 瞑想には不安感を和らげ、集中力を高める効果があるので、テスト前に一呼吸おいてリラックスできたらテストを受けてみましょう。
IQテストから何が分かる?
当サイトの無料IQテスト(35問)ではおおよそのIQスコアの範囲を、有料版ではより正確なIQスコアとあわせて、結果から分かる詳細な分析レポートをお届けしています。
IQスコア分布表
IQテストから分かる各IQスコアに対する一般的な知能評価は以下のとおりです。
IQスコア | 一般的な知能評価の分類 | 人口に占める割合 |
---|---|---|
≥ 140 | 天才 | > 0.4% |
130-139 | 極めて優秀 | 2.3% |
120-129 | 優秀 | 6.4% |
110-119 | 平均の上 | 15% |
90-109 | 平均 | 47% |
80-89 | 平均の下 | 14% |
70-79 | 境界線級/ボーダーライン | 5.8% |
50-69 | 軽度知的障害 | 2.2% |
35-49 | 中度知的障害 | |
20-34 | 重度知的障害 | |
< 20 | 最重度知的障害 |
IQが人口の上位2%ならメンサに入れる可能性も?
IQスコアが全体の上位2%に入った場合は、メンサの会員になれる可能性があるかもしれません。
是非、メンサのテスト対策記事も参考に、自分の可能性について調べてみてください。
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そもそもIQテストとは?
知能を数字で測定できるようにしたテスト
IQテストとは、一言で言うと目に見えない人間の知能を数値化して測れるようにしたテストのことです。平均は100、標準偏差は15の検査を用いて「同年齢の集団の中で自分の知能がどの位置にあるか」を測定します。
しかし知能に関して学者の中に共通概念は無いほど、問題解決能力や論理的思考力など、実は様々な能力が複雑に絡み合って構成されています。そのため、現代のIQテストが出来上がるまで、研究者は様々な試行錯誤を繰り返してきました。
IQテストの歴史
世界初の近代的知能検査 - ビネー・シモン知能尺度
IQテストは1800年代後半のフランシス・ゴルトンの試みから始まりましたが、初めて測定尺度が考案されたのは、1905年アルフレッド・ビネーとテオドール・シモンのビネー・シモン知能尺度からでした。ビネーのテストは計算、図の認識、記憶に基づいており、平均スコアは人口の知能レベルを示し、それに対して知能が優れている(または劣っている)かを計測しました。
IQという言葉を生み出したルイス・ターマン
ルイス・ターマンは1916年頃にテストを改変し、IQという言葉を生み出しました。1939年に、ビネーのテストは語彙力に依存しすぎていると考えたデイヴィッド・ウェクスラーはテスト方法を修正しました。その後、ロバート・スタンバーグなどにより何度かテストの方法が見直され、知能には学校知、実践知、創造的知能など様々な知能が存在すると考えられるようになりました。詳しくはIQとは何かについて解説した記事をご覧ください。
まとめ:IQテストで自分のことをもっと知ろう!
目に見えない知能を測るため、IQテストの開発に人は長い年月をかけてきましたが、その人が育ってきた環境要因、文化的背景、身体的要因をいかに排除していくかは長年の課題でした。前述したとおり、当サイトのIQテストも、そういったバイアスを限りなく取り除くことを念頭に、この分野に精通した若く経験豊富な医師によって開発されています。
IQテストからは自分の知能が全体のどの位置にあたるのか、そしてその可能性まで、自分についてよく知るきっかけになります。まずお試しテストで練習したら、一呼吸おいてIQテストを受けてみてください。
出典:
[1] What is Meditation & How Does It Affects Our Brains? https://buffer.com/resources/how-meditation-affects-your-brain/